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リモート採用の実態 ~人材サービス最新調査データ(マンパワーグループ)より

リモート採用の実態 ~人材サービス最新調査データ(マンパワーグループ)より

 

リモート採用について調査結果公表

       今年もコロナ禍での採用活動が始まりを迎えるなか、オンラインでの会社説明会や面接選考を行う企業は増加傾向にあります。対面とは違った新しい形式での採用活動に戸惑う人事担当者も多いことでしょう。そこでマンパワーグループが、企業の人事担当者を務める20代~50代の男女400名を対象に、「リモート採用の導入と活用の実態」を調査した結果を公表しました。この調査では、すでにリモート採用を導入・活用している人事担当者のリアルな声を紹介しています(調査時期:2021年1月)。

       

      結果の概要

      ○リモート採用の導入率

       従業員規模別でみると、「100人以下」の企業は18.7%、「101~500人以下」で39.7%、「501人以上」で61.0%。全体で4割以上の企業がリモート採用を導入しており、従業員が多い企業ほど、リモート採用の割合も多い傾向がみられます。

      ○リモート採用の導入時期

       全体でみると、「コロナ前に導入」が16.2%、「コロナ契機で導入」が28.4%、「コロナ契機で導入検討」が15.1%。従業員101人以上の企業では、検討も含め、半数以上がコロナきっかけで導入にシフトしていることがわかります。

      ○リモート採用の内容

       「採用面接」が83.5%、「説明会」75.0%と多く、次いで、「適正検査」48.8%、「内定者フォロー」48.2%と、オンラインを活用して一連の採用実務を行っていることがうかがえます。

      ○リモート採用導入のメリットとデメリット

       「採用業務の負担軽減」(65.2%)、「応募者の負担減」(65.2%)、「採用の時間効率が上がる」(56.1%)が上位を占め、一方で課題や問題点として挙げられたのが、「人物像がつかみにくい」が約半数(51.5%)という結果となっています。

       

      結果からみえる課題

 リモート採用を導入することによって、担当者の業務負担や応募者の移動負担が軽減される反面、応募者の人となりや立ち居振る舞いなどがわかりづらいという課題は残ります。ワクチンの普及で経済活動が戻ってきたとしても、リモート採用は、海外や国内遠方地の応募者とのやりとりには欠かせないツールであることは間違いありません。今後は、対面とリモートを並行して活用するうえでも、こうした課題をクリアできる工夫が求められます。

 

【マンパワーグループ「人材サービス最新情報調査データ」】

https://www.manpowergroup.jp/client/jinji/surveydata/20210602.html